学生時代の部活の後輩レオさんとＤさんが金曜夜から我が家に泊り込みでトレーニングをしに来てくれました。
日光いろは坂とは・・・
上りと下りが完全に分けられている一方通行の峠道でして、紅葉シーズンは観光客でにぎわう名所です。栃木県の小学校はかならず遠足なんかで行ったりします。距離は１０ｋｍちょっとですが、標高差は凄いです。最大勾配は１３％だそうです。主だったコーナーに「い」「ろ」「は」「に」と標識が立っております。最後はゑひもせず 「ん」で終わります。
私はバイクで遊びに行ったりしてました。
馬も引き返すという馬返バス停・・・これから山を越えます。マシンはホームセンターママチャリ７０００円とパチンコ景品２５００発マウンテンバイクと、レース用ママチャリです。写真は準備するレオさんとＤさんです。
まさかこの先、想像を遥かに超える地獄が待っているともしらずウキウキで準備中です。
ここで待ち合わせのはずのチームメンバーセクスィー家長さん(高校時代からの悪友）がまだ来ていないようですね・・・セクスィー家長さんは２３年前の高校時代に一度このいろは坂を制覇している唯一の経験者です。今回は鹵獲したロードチャリで参加予定です。
と、セクスィー家長から携帯に連絡・・・・まだ、家にいる・・・先に行ってくれ・・との事。。
ナトリの８耐の時と同じでした（笑）多分今度のＳＵＧＯでもやらかすでしょう（笑）
それではお先にという事で、いざ３人で上り始めましたが・・・・
おっ！！最初の「い」のコーナーだ！！・・ぜい、ぜい。。。ぜい。ぜい・・はぁ。はぁ。・・・・・
あれ？？誰もしゃべらないぞ・・・・いやっ、誰もしゃべる余裕がないぞ！！。。。
いろはにほ・・・・・,数コーナーを越えてママチャリをブン投げ、ダウンする我々３人。。。
ボロ雑巾のようにうずくまる私・・・・
まだ６コーナー目「へ」とか書いてあるし・・・・しかしここは一方通行・・上ったが最後、下りる事は許されません・・・枯葉の中に倒れる私・・・来年４０歳です。
車で通り過ぎる観光客、観光バスの人達の顔、みんな笑顔・・・・最高です。笑ってください。きっとバスの中で話題になってんだろな・・・
この場所で上を見てはいけません。何故か？ってそれは、延々と続くつづら折り道路がまだまだ上に
見えるからです。
何だかんだがんばって、途中の展望台まで来ました。
笑顔のＤさん、とても景色がいいです。もうこの頃は超ハイテンションになってまして。。。
海抜１１７３ｍ。。。なんか酸素薄くないか。。（笑）
観光客の方やら、ロードチャリの方達から沢山の励ましのお言葉を頂きました。ありがとうございます。なんかバカヒーローになった気がしました。
この後も途中休み休み、へろヘロになりながら・・・上っていきました。
もうすぐ、上りきります。途中の明智平の展望台です。
もう紅葉シーズンは終わりなのですが、車やバイク、ロードチャリの方達でにぎわっておりました。
流石にママチャリはいませんでしたが・・・
なんとかこの後、無事に上りきることに成功するのですが、更なる悲劇が我々を待ち受けておりました。
初の後編に続くです。後編は明日かな。
