バルタン星人2代目をこのたび一気に3体製作しました。記録用で記事にしておきます。
製作したのはアス工房さんの40cmサイズ G.ワークスさんの30cmサイズ The特撮collectionのプラモデル の3体です。
どれもこれも作りごたえのある物でした。
その1はアス工房さまのキットです。
真ん中がアス工房さまのキットです。特撮collectionのプラモデルと比べますとその迫力が分かると思います。
まずは仮組みです。でかいのがアス工房さまのです。胸の反射鏡まで再現されています。やっぱでかいですね~
手前のヘッドは10年以上前にファンドで自作していてお蔵入りした物です。
製作にあたりましてアス工房さまのブログを参考にしまして製作させていただきました。
キットにはとさか点滅の回路が付属していました。赤と電球色の点滅を交互に繰り返す回路でした。仕込むだけで簡単に劇中の感じが再現できる素晴らしい物です。
今回は、よりこだわるという事で付属の回路を使用しないで自作でプログラムを組みまして劇中の発光パターンの再現に挑戦してみました。
劇中では宇宙船の中で日本語を話してる時や、巨大化してバトルのシーンでも点滅しています。複数のパターンがありました。
日本語をしゃべっている時はそれに合わせて点滅しているようにも思えます。
4パターンの発光パターンを作りましてPICで再現する事が出来ました。
よりそれらしくなったのではと思います。
ハサミが可動式でスイッチ機構があるのですが、今回は台座に固定なためオミットしまして台座にスイッチを仕込んでいます。
う
とさか内は反射を強めるため銀色のシートを貼り足りない所はメッキ系の塗料で塗装しました。手前が大きく見えますが、アス工房さまのは後ろの膝を曲げてる物です。
絶妙なバランスでしっかりと立てています。各部軸打ち接着してサフ吹き状態です。
左がアス工房さまです。
茶色のサフを全身に吹き下地としました。回路は台座に仕込むので配線のみ済ませてあります。
ここからの塗装が地獄でして、本編を繰り返し観ましていろいろと研究してみました。
等身大と巨大化のシーンでライティング等の影響もあると思うのですが、結構印象が違う場面が出てきます。
撮影時これも初代と同じように現場での塗り直しがされてるのかもと思いました。
今回はこのシーンというように決め打ちせず、一目で放映時のバルタン星人2代目とイメージ出来るような塗装を心掛けました。
赤、青、黄色、白、等それらしく色を置いていき再現しています。
ちょっと衝撃的な画像かもしれませんが・・・
ラッカー系で基本塗装を終えた後に、全体をなじませるためにエナメル系の塗料、赤、緑、青 を適当に点打ちしまして、その後ふき取り作業をしてウォッシングしてます。
これにより、色に落ち着きが出たような気がします。
目も二重構造でリアルです。とさか部分は真鍮版が貼ってあったようなので、金属色で塗りました。
3体共それっぽくなってきました。もう少しです。
発光のテストをしています。赤と電球色にとさかがプログラム発光します。
あれこれ苦労しましたが、何とか完成しました。
とにかく大きくて大迫力です。MP3回路を組み込みまして、劇中のようなサウンドがでます。
発光パターンを動画でYouTubeにあげました。
大きくて、迫力があり素晴らしい表面ディテールで作りごたえのある作品でした。
かっこいいっす
次その2ではG・ワークスさんのキットを紹介します。
ありがとうございました。