趣味の模型製作 さとさん工房 

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ウルトラマンBタイプ 復活までの道 その3 割れた箇所の修理

その2ではパーツ洗浄までいきました。続きで御座います。
 
今回は割れてしまっているパーツの修理になります。
 
右腕が肩の途中で割れてしまっておりました。
実は私の持っているキットも同じような感じでヒビがはいっております。
割れやすい箇所なのでしょうか。
 
では修理工程です
イメージ 1
完全に割れてしまってますね。ただし運がよくパーツは欠けておりませんし、綺麗にわれてます。といっても実際にはワレ箇所は数箇所あります。
 
イメージ 2
普通の瞬間接着剤でくっつけてみました。
ソフビと瞬着の相性はとても良く、凄く良くくっつきます。写真ではぴったり合ってるような感じですが、多少のずれはこの段階でございますし、多少の隙間は開いてしまってます。瞬間接着剤はたっぷり使っていきます。
イメージ 3
ここからペーパー掛け作業をしていくのですが、その前に、強度の事も考えまして、内側からエポキシパテで裏打ちしておきました。
こうすれば作業中に再び折れたりはしないでしょう。エポキシパテの乾燥には少し時間が掛かりますが、横着せずにしっかりとやっていきます。
乾燥後にヤスリ掛け作業に入ります。大きな穴とかは空いてないのでパテとかはまずは使いません。
くっつけた状態のままペーパー掛けをして行きます。
プラモデルと違ってかなり目の荒いペーパーでやっていきます。320番くらいからはじめる事が多いですかね。まずは大きな段差等を無くすようにヤスッていきます。
だんだんとヤスリの目を細かくして行きます。400番→600番→800番
800までくれば表面はつるつるになってると思います。
イメージ 4
途中写真が御座いませんが、800番までくればこんな感じになります。
 
最後の仕上げにラッカーパテをくっつけた部分に薄く塗り、状態を確かめながら
800番くらいでペーパー掛けの作業を繰り返して修理完了です。
 
今回は割れていても欠損箇所が無かった事、くっつけた時、隙間がなかったので
作業は順調にすすみました。大きな穴や欠損箇所があるときは、エポキシパテで最初から作っていくようになります。
 
更に今回は後々、強度が心配なため
プラ棒を軸に中にレジンを詰めてみました。左右のバランスもあるので左手も同様の作業を致しました。
イメージ 5
腕の修理が完了です。
次回はレジンの注入作業です。
簡単そうに思えますが、実は失敗の許されない重要な作業です。
もう既に注入完了して無事に終わりました。
地味な下地処理作業が進んで行きます。