趣味の模型製作 さとさん工房 

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ウルトラマンBタイプ 復活までの道 その2 石膏除去と洗浄

とても地味な記事が続きます。
 
このブログを訪問してくださる中には凄腕モデラーさん達も多くお恥ずかしい限りなのですが、製作記事をはじめてまともに書いてます
 
かなり地味ですが・・・お付き合い下さいませ。
 
さて、前回はばらすところまでやりました。
 
中の詰め物を除去する作業に移ります。
 
まずは下半身の方から、中の石膏にデザインナイフをブスリ・・・・・
 
あれ??
 
あれあれ???
 
この感覚は???
 
石膏のカチンカチンのイメージとは全く違う感じ・・・・・
サクッとナイフが入りました。
 
えっ??
どういうこと??
この石膏・・・・・
 
水と石膏の混合比間違ってます・・・・・
生乾きまで行かないのですが、明らかに水分が多いです。
 
石膏を詰めているのに変形してしまった理由はこれでしょうかね。
 
結構除去も楽なのでは・・・・
 
と思ったのが間違いでした。
石膏もカチカチに硬化していれば、ソフビには食い付かないので、少しづつ砕いてぽろぽろと除去出来るはずなのですが・・・・・
 
今回、柔らかくて割れません・・・・そして思っているほど柔らかくも無く・・・・・
 
イメージは硬い土のような感じです。
 
仕方ないです。掘っていくしかないですね。ここからは力技でした。お風呂場でソフビを温めながら長い真鍮棒でがつんがつんと掘り進んで行きました。
 
2時間後・・・・・
 
やっと石膏除去が終了しました。
握力が・・・・・・
製作記事なのに写真無いです(笑)それでどころではなかったです。
 
その後、ソフビ専用のVカラーのシンナーで塗装を剥離しました。
非常に溶剤が強く、臭いのですが、簡単に塗装を落とす事が出来ます。
もともと彩色済みのキットを使用していたことが判明しました。
 
そして、ソフビ製作の必須項目です。お湯で煮て歪みを修正する作業です。
ここだけ写真つきです
イメージ 1
殆どのモデラーさんは鍋なんかに入れて、煮たりするかと思いますが、私の場合は洗面所を使ってます。
ガス給湯式で一応75℃まではお湯が出せるので、一番熱くしてお湯をためれば、相当な歪みも殆ど修正OKです。なので煮ません。
ついでに油分を中性洗剤で落としてます。
イメージ 2
塗装も落ちて、中も綺麗になりました。
 
 
非常に地味な記事でしたね(笑)
この辺は、そんなにシビアな作業ではなく殆ど力技になります。
次回は割れちゃった腕の修正をまずやってみましょうかね。
また地味ですよ~。
では。・・・今回結構まじめに、記事がんばってます。