趣味の模型製作 さとさん工房 

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アス工房 ピグモン 製作記

ピグモンです。

ガラモンではないです。

ピグモンなんです。

 

 

アス工房様のピグモンですがようやく完成になりました。

とても素晴らしいレジンキットでした。多分今まで制作したレジンキットの中で最もパーツ数が多かったです。なぜなら背中の棘パーツ・・・

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番号が指定されていて、向きに気を付けながら一枚一枚貼り付けていきました

108枚・・・.向きに気を付けながら指定された場所へ・・

 

アス工房様のブログも参考にさせて頂きましたが、

asukoubou.seesaa.net

私も全く同じミスを犯し、88番の棘を反対に付けてしまい後ほど修正してます・・・(汗

今後製作される方はお気をつけ下さいませ。

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説明書です。

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貼り付けてからの塗装だと塗料が入り込まない恐れがありましたので概ねの基本色で塗ってから作業してます。

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今にもゆさゆさと揺れそうな造形です。

 

 

このキットの売りは素晴らしい造形もさることながら、目が可動出来る点でした。

もともと頭の中のレバーで目を手動で動かせるようになっていました。

この動画ではレバーで操作しています。

なんとかレバーを使わず可動は出来ないかといろいろ試した結果、磁石での可動が可能になりました。

最終的にこうなりました

 

 

多々良島で岩がぶつかって絶命するシーンがトラウマなんですが・・・・

スイッチとして多々良島の岩を造形しまして磁石を中にしこんで可動させてます。

岩を頭に近づけると目が開いたり閉じたりします。頭を取り外さなくても開閉が可能になりました。

 

 

 

目の可動をいろいろ試行錯誤している時に偶然発見したのがこちらです。

子供の頃見た事があります。。。

起こすと目が開いて寝かすと目が閉じる赤ちゃんの人形・・・

あれと同じシステムが再現できました。

こちらはシステムとしては面白いのですが、目の開閉に重いレジンキットを寝かしたり起こしたりするのは大変なので、正式には採用せず磁石システムにしました。

これはこれで面白いんですけどね。

 

 

製作にあたりましてピグモンをいろいろ研究しました。

ウルトラマン本編では2回登場しています。

最初は怪獣無法地帯に登場します。2回目は再生ピグモンとか呼ばれていますが、ジェロニモンによって蘇った個体です。

今までさほど気にしてなかったのですが、改めまして研究してみたら、2回目の登場の再生の方は「お前本当にピグモンか!?」ってくらい印象が異なってました。

 

今回のモデルとなった初代はがラモンの印象もかなり残っていてカッコいいです。

 

どちらのピグモンも人間の味方であり、悲劇的な結末なので、

それを子供の時観てしまった私は、マジでレッドキングジェロニモンを恨みました

おそらく幼少期に観た方々には強烈な印象が残っているのではないかと思います。

人間の味方でルックスもひょうきんなので後々の作品にも形を変えていろいろ登場してますね。

 

とても作り応えのあるキットでした。完成してみましたら、苦労もすっとびました

 

目の開閉だけでも印象はかなり変わりますが口も2種類の開閉状態が選べて表情がかなり変わります。

ネオジム磁石にて取り換え可能にしてあります。

左にあるのは科特隊が仕込んだ風船爆弾です。

 

ふうせん

風船に岩にコンパチ式の口です。

 

 

カメラ技術がないので画像では赤の単一色に見えてしまってますが、実際はかなりの色を使い場所場所で色味を変えてます。

 

 

とても素晴らしい造形で製作を楽しむ事が出来ました。ありがとうございました。