趣味の模型製作 さとさん工房 

ヤフーブログが閉鎖になりこちらに。製作の代行も承ってます。ツイッター @FactoryS2 になります

年末 忘備録 ① エクスプラス ガメラ1999 製作記 ファレホコンの思い出

いつもの事ながらX(旧Twitter)にアップしてしまうと満足してしまい、ブログを書かなくなりがちになってしまい・・・

 

まとめていきます。ここ数年で完成品がかなり抜け落ちてしまってるような気もしますので、気が付いたら自分の忘備録のためにも記事にしていきます。

 

 

今年の夏位に作っていました エクスプラスさんから発売されましたガメラです。

平成ガメラの最終作品のガメラⅢの立体化です。

コレ プラモデルなんですよ!!凄い!

箱は縦長のカッコいいイラストです。

ビニールパッケージが海外キットのようです。

 

中身はこんな感じです。

ちょっと肉厚なプラパーツです。思っていたよりサイズが小さくもうちょっと大きいと嬉しいかなと思います。

 

甲羅のパーツがとても面白いパーツ構成でして、一枚一枚パーツを貼り付けていくような感じです。

 

組みあがるとこんな感じです。はめ込みがとても良いのでゲートカットしてちょっとやすりで整えまして、はめ込んでいくと結構簡単に出来ますが、番号間違ったりすると大変です。

全身組みあがるとこんな感じです。合わせ目が凄いのと爪や牙がシャープさに欠けます。

弱点的な部分を改修してみます。

 

 

 

各部分のシャープ化と合わせ目消しが主な作業です。

 

特に甲羅の前側は絶望的な合わせ目がくっきり出ます。

丁寧にパテ盛ってヤスるのも一つの手ですが、怪獣なので豪快にヒートペンでぐりぐりとやって強引に合わせ目埋めていきました。

牙やトサカ等もデザインナイフで削ってシャープに、舌はどっかに飛んで行って紛失してしまったので自作。

仕上げにかなり濃い溶きパテをダダダんと塗りたくってます。

怪獣の皮膚なので多少雑でも様になります。

 

大きさの参考までにラッカー塗料のビンと比べてみて下さい。

でかいガメラヘッドは10年以上前に自作してた物です。

ラッカー塗料で適当に影をつけています

 

-

いつもお世話になってますボークスさんでファレホコンというコンテストが開催されるそうでモンスター部門というのがあるので出展してみようかと

台座を作る事にしました。

適当なデコパージュがなく買いに行くのも面倒でしたので、木材にコンパスで円を描いて、フリーハンドでジグソーで板を何となく丸く切り出しました。

フリーハンドの荒さをサンダーで整えて、台座らしくトリマーでぶぃぃぃんと側面を削り出しました。

殆ど大工作業です・

ガメラ単体も淋しいので何かないかなーと探したら、ちょうど良い食玩がありましたのオークションでゲットしました。

コナミさんから出ていた食玩のようです。ギャオスの幼体ですが、かなりリアルに造形されています。ちょっとだけポーズを変えてガメラに踏まれてる感を出して配置してみました。

いい感じですね。あとはガレキを適当にばらまきそれっぽく

 

ラッカー塗料で大まかに色をのせました

 

ファレホコンは必ずどこかにファレホを使うという規定がありますのでこの上からファレホで描き込みをしていきます。

 

だいぶ色をいれました。お腹の部分は沢山の色を使いました。艶を出してぬるっとした感じにしました。

ファレホで色々と描き込み汚しをチョイチョイと入れて完成です。

画像ほとんどないですが、背中の甲羅の塗装にもかなり力を入れました。

 

無事にコンテスト会場のボークス宇都宮さんに出展出来ました。

この時、モンスター部門は出展数が少なく、ポケモンとかしかなくてちょっと浮いていたのですが、その後・・・

モンスター部門にとんでもねぇ巨大モンスターが!!!

すげぇ!!

ガメラ見えないww

 

結果はもちろん画像のウォーハンマーの凄い作品が金賞でした。

表彰式にでいつもの皆様とお会いして、金賞受賞の方ともお話出来てとても楽しく過ごさせて頂きました。

 

 

良いカメラを持っていないのと撮影テクニックが皆無なため画像が不鮮明なので太陽光の力をかりて撮影してみました。各部モールドが良く分かります。

 

お腹の部分はいろいろな色をつかいました。

 

この時代にプラモデルでガメラが発売されるなんて、夢がありますねぇ

ガメラのプラモデルは昔ゼンマイのやつとか特撮collectionのやつを作ったなぁとかいろいろな思い出がよぎりました。

 

 

以上 エクスプラスさんのプラモデル ガメラと夏のファレホコンボークス宇都宮編

でした。

あ、私もモンスター部門、かろうじて銀賞いただいてました。

ありがとうございました。

アス工房 ピグモン 製作記

ピグモンです。

ガラモンではないです。

ピグモンなんです。

 

 

アス工房様のピグモンですがようやく完成になりました。

とても素晴らしいレジンキットでした。多分今まで制作したレジンキットの中で最もパーツ数が多かったです。なぜなら背中の棘パーツ・・・

画像

番号が指定されていて、向きに気を付けながら一枚一枚貼り付けていきました

108枚・・・.向きに気を付けながら指定された場所へ・・

 

アス工房様のブログも参考にさせて頂きましたが、

asukoubou.seesaa.net

私も全く同じミスを犯し、88番の棘を反対に付けてしまい後ほど修正してます・・・(汗

今後製作される方はお気をつけ下さいませ。

画像

説明書です。

画像

貼り付けてからの塗装だと塗料が入り込まない恐れがありましたので概ねの基本色で塗ってから作業してます。

画像

今にもゆさゆさと揺れそうな造形です。

 

 

このキットの売りは素晴らしい造形もさることながら、目が可動出来る点でした。

もともと頭の中のレバーで目を手動で動かせるようになっていました。

この動画ではレバーで操作しています。

なんとかレバーを使わず可動は出来ないかといろいろ試した結果、磁石での可動が可能になりました。

最終的にこうなりました

 

 

多々良島で岩がぶつかって絶命するシーンがトラウマなんですが・・・・

スイッチとして多々良島の岩を造形しまして磁石を中にしこんで可動させてます。

岩を頭に近づけると目が開いたり閉じたりします。頭を取り外さなくても開閉が可能になりました。

 

 

 

目の可動をいろいろ試行錯誤している時に偶然発見したのがこちらです。

子供の頃見た事があります。。。

起こすと目が開いて寝かすと目が閉じる赤ちゃんの人形・・・

あれと同じシステムが再現できました。

こちらはシステムとしては面白いのですが、目の開閉に重いレジンキットを寝かしたり起こしたりするのは大変なので、正式には採用せず磁石システムにしました。

これはこれで面白いんですけどね。

 

 

製作にあたりましてピグモンをいろいろ研究しました。

ウルトラマン本編では2回登場しています。

最初は怪獣無法地帯に登場します。2回目は再生ピグモンとか呼ばれていますが、ジェロニモンによって蘇った個体です。

今までさほど気にしてなかったのですが、改めまして研究してみたら、2回目の登場の再生の方は「お前本当にピグモンか!?」ってくらい印象が異なってました。

 

今回のモデルとなった初代はがラモンの印象もかなり残っていてカッコいいです。

 

どちらのピグモンも人間の味方であり、悲劇的な結末なので、

それを子供の時観てしまった私は、マジでレッドキングジェロニモンを恨みました

おそらく幼少期に観た方々には強烈な印象が残っているのではないかと思います。

人間の味方でルックスもひょうきんなので後々の作品にも形を変えていろいろ登場してますね。

 

とても作り応えのあるキットでした。完成してみましたら、苦労もすっとびました

 

目の開閉だけでも印象はかなり変わりますが口も2種類の開閉状態が選べて表情がかなり変わります。

ネオジム磁石にて取り換え可能にしてあります。

左にあるのは科特隊が仕込んだ風船爆弾です。

 

ふうせん

風船に岩にコンパチ式の口です。

 

 

カメラ技術がないので画像では赤の単一色に見えてしまってますが、実際はかなりの色を使い場所場所で色味を変えてます。

 

 

とても素晴らしい造形で製作を楽しむ事が出来ました。ありがとうございました。

 

ルパン三世 カリオストロの城 「追跡」 グンゼ産業さん

古のキットです。グンゼさんから発売されていたルパン三世のシリーズから「追跡」を製作させて頂きました。

発売当初、30年近く前でしょうか、「旅立ち」を購入しました。

この時期、模型作りから離れていて全く歯が立たず・・・

挫折してます。。。(´;ω;`)

その後10年位前に同シリーズ「襲撃」に挑戦。。この後の画像でもちらりと出てきますが・・・挫折してます。。。

 

今回3度目の正直になるのか?今の自分なら出来るのか?挑戦させて頂きました。

 

結果です。

なんとかなりましたよぉぉぉぉ~

 

メッチャがんばりました・・・ぜぇぜぇ・・はぁはぁ

 

ホント、無事完成してかなり安心しています、と同時に脱力で魂抜けてます。。

 

こだわった製作箇所多数ありますので、記録用とこれから挑戦される方のために書き記します

 

当初挫折していた「襲撃」も同時に製作しようと企てまして一緒に作業してます。。

 

まずはレジン製のフィギュアから。左が今回完成した「追跡」の物、右が挫折放置中の

「襲撃」の物です。

右の物は右腕紛失していたので自作してます。フィギュアの出来としてはいい感じなのですが、いかんせん顔が似てないような・・・

左が今回の「追跡」右が「襲撃」キットの顔にシャーペンで描いただけです。

「襲撃」の方が似てるかな。

「追跡」はちょっと改造が必要ですかね。

 

1/24スケールです。各部削り、口は完全に削り落としました。

少しイメージに近づいて来た気がします。

「襲撃」はノーマルのままです。

 

全てのフィギュアです。「襲撃」には影が2体付属してますので沢山いますね。。

次元は両方のキットとも大変良く似ています。

 

 

ここまで作って来て、ようやく気が付きます。

「これ2つのキット作るの無理だわ・・・」

 

あまりにも作業量が多すぎました

今回は「追跡」に集中するため「襲撃」は再びお蔵入りになりました。いつか今回のノウハウが生きて完成する日が来ることを願います。

 

 

このキットの最大の難点かと思われるフイアットの座席です。

何故かというと、キットの座席は全てペラペラのゴム製なんです・・・

フロントの二つはエポキシパテにてペラペラのゴムを簡易複製しました。

削り込んで椅子らしくして行きました。

後部座席のシートは基礎をプラ板で自作してエポキシパテを盛ってモールドを彫り込んで行きます。

 

説明書に運転席のパネルはカットしろなどどと容赦ない事が記載されていましたので

ルパンの足元のパネルをカットしてます。が・・・結果的にルパンの座席をギリギリまで後ろに下げたため、ここはカットしなくてもルパンは車内に収まると思います。

 

次元のボディを作っている時にやってしまいました。マグナムの銃身のレジンがよれよれに歪んでいたので、直そうとぐりぐりやってたら・・・・

ポロリ。。。

折れて取れました・・・・

まぁ銃口も穴開いてませんでしたし、貧弱でしたので真鍮パイプに変換しましたが、

ホントちいさいので銃口周りの装飾に大変苦労しました。

次元のたなびくスーツもだいぶ肉厚なのでギリギリまで薄く削ってます。

 

 

ルパンに戻ります。

 

実際のフィアットも動画等で確認するとかなり小さいようで、キットでもルパンはぎゅうぎゅうになります。

さらに椅子を自作したり、後部座席に荷物も載せる予定ですので

この段階ではしっかりとボディと合体させる事が出来るのか不安でした。

 

 

「何だこのスペア丸坊主だよ・・・」

 

と劇中でも言ってますように、左後部のタイヤは削って丸ボーズにしてあります。

後部座席に乗せる大量の荷物も製作し始めてます。

 

小物づくりです。木箱、バケツ、カップうどん 毛布、 缶詰、ワイン 薬缶等

全てパテとプラ板やプラ棒から作っています。

ダッシュボードの灰皿部も開口し灰皿の蓋もつけてます。毛布はティッシュを丸めて木工用ボンドで固めた物を使ってます。

ルパンの顔も少しだけパテ盛りして整形してます。

 

 

残念ながらこのキットではドアの内張り等のモールドは一切ありませんので、自作してみました。

実車だと小窓を開けるレバーも付いているようですが、それっぽく見えるようにシンプルにしてます。

ボンネットのセンターの凸モールドは実車をしっかりと再現しています。

劇中ではこのラインが描かれてる場面もあるのですが、ほとんどの場合、作画の関係でオミットされているようです。

今回はアニメに出てきたキャラクターとしての車という事でフロントの凸モールドを削り落としてアニメっぽくしてます。

そして、アニメでは重要な演出になってる、謎のブースト発動のレバーも作りました。

ダッシュボードの下の助手席のグローブボックスも劇中で本が入っている事が確認出来ますので、それっぽく自作しました。

 

劇中で気になって仕方がない灰皿です。

ルパンも次元も喫煙者でかなりの量のシケモクが詰まったままになってます。

私も20代まではタバコ吸ってましたが、灰皿がこんなになっちゃうのは良く分かります・・・

レバーはこんな感じで取り付けています。

 

 

ちなみにタバコ一本は0.5mm以下の太さで長さは2mm弱です。大量に作りました。

 

エンジン部は一体成型になって立体感が乏しいので、余計な部分に穴を開けて落としています。

シャーシの塗装と椅子等を塗っていろいろと配置を確認してます。

 

 

エンジンを塗り分けてみました。コードを追加したらそれっぽく見えますね。

うどんのパッケージとシーフードはフォトショップで自作しました。

缶詰のほうは劇中の物を参考にフォトショで絵を描いています。。。

が・・・この後箱詰めしたら缶詰は全く見えなくなってしまいました・・・(´;ω;`)

 

ルパンのグリーンのジャケットの色の調色ですが、かなり悩んで作りました。

多分もう一度同じ色で塗れと言われても出来ないかも・・・

青さがのこりつつ鮮やかなグリーンのような・・・

何とも素敵な色をしてますよね。

観る媒体によってもイメージ異なると思いますのでかなり悩んだところです。

 

 

バンパーやライトの類はキットではメッキ処理されてますが、アニメ調にするため漂白剤で全て落としてます。元々透明のパーツでした。

塗装しているうどんもちょっと写ってますね。

赤いきつね風に塗ってます。

完成した小物類、箱は載せてみたら大きすぎていたので一度バラして小さくしました。

 

 

ボディのプラスチックは結構硬く、パーティングラインが結構残ってますので丁寧に磨いていきました。

内装を貼り付けたり、小物を置いてみたりしてボディと無事合体出来るのかチェックをしてます。

 

このキットの一番難しい所はここでした。

次元はトップから上半身出しています、次元を先に接着して組み立ててしまうと次元を組み込めなくなってしまうんです。

説明書にも次元は最終的にボディをのせてからボディ内の下半身と上半身を接着する。。。

という恐ろしい事がさらりと書いてあります。

簡単そうに思えますが、ちょっとずれれば入りきれなくなりますし、次元の姿勢も不自然になってしまうという恐ろしい事態が。。。

 

 

しかも次元の左足はルパンの座っているシートの上に置くという・・

そんなスペースあるんかいな・・・って感じで大変です。

 

ですので何度も何度もシートの位置を調整しまして、ボディとシャーシの合いのチェックもしまくりました。

結果、少しルパンのシートを後ろに下げる事で何とかなりました、これによりルパンの右手のシフトレバーの角度等を調整してます。

最終的にはルパンの足元のパネルはカットしなくても良かったという結果でした。

ある程度仮組みが出来て先へ進めそうなのでボディとフィギュアを塗り始めました。

ボディはここから更に退色した感じにしようと思ってます。

もちろん次元のボディは置いているだけです。

エンジンの組み込み。ここはすんなりとぴったり収まりました。

マフラーは図太い物を自作して迫力を出しています。

 

各部細かい所を塗装中です。

フロントガラス、後部座席の縁はゴムっぽい感じです。

運転席助手席の窓の縁は金属っぽい感じにしました。

 

内張りはボディ色ではなく劇中の雰囲気で茶色っぽく塗ってます。

画像ではよく確認出来ませんがフロントのフィアットのエンブレムが小さいですがしっかりとFIATの文字が刻まれ、塗ると浮き出してリアルになります。

 

 

ここからが完成するとほぼ見えなくなるこだわり箇所です。

 

この段階でしか確認出来ませんでしたので今となってはかなり貴重な画像になってしまいました。

 

シケモクとグローブボックスの本

人生で一度は引いてみたいカッコいいレバー!!

 

うどんは食べてるシーンできつねのパッケージもありましたので2種類あります。

毛布は最終的にはこのうどんの箱の上に載せます。箱の中にはうどんが5個

綺麗にパッケージを作って塗った意味が無くなりました。ほとんど見えないんです・・

 

 

次元の足の置き場見てくださいませ・・・かかとしかのってないんですよ・・・

右足は真鍮線を通してボディまで貫通させて安定させました。

 

次元はカーチェイスの前のシーンで

「怖いね~怖いから俺、寝る・・」

と言ってシート倒して眠りつくのですが、その後、起こされパンク修理してます

 

シート直してる暇が無かったのでは・・・と若干傾けています。

ルパンはあの派手なカーチェイスをするためしっかりとシート立ててあります。まぁ、前のめりになってるので意味ないですけどね・・

 

 

ルパンの顔です。

キットの物とはだいぶ変わったと思っています。口は開いて歯を食いしばってる感じです。

ルパンもシート貫通してシャーシまで真鍮線でしっかりと固定してます。

 

劇中では運転席の窓は開いているようでしたのでキットのガラスを一部カットしました。

透明プラスチックもかなり分厚くちょっと歪んでいるような感じでしたので、コンパウンドでガシガシと磨いていきましたら、だいぶフラットな感じになりました。

 

綺麗に塗った車も汚していきます。

灰皿の事や、丸坊主のスペアの事を考えますと、きっとルパン達は車の見た目はあまり気にしてないんだろうと、結構ぼろい感じにしていきました。

退色した感じや、雨で汚れた落ちない汚れみたいな感じを入れていきました。

 

 

 

 

まだ ボディは固定していないですが、自分で言うのもなんですがあまりにも格好良くて・・・・

 

この段階で感涙ものでした・・・😭

綱渡りで作ってきたキットが何とかなりそうとやっと思えた瞬間です。

 

思っていたより小さくてかわいいですね。

 

喜びのあまり、簡単なビネットにしようと思っていた物が・・・

 

ああ。。。これはもうジオラマかな。。。

になってしまいました。

 

崖を作ってます。印象的なシーンですからね~

 

スタイロフォームの積層から崖を作り、ファンドで表面作り、木粉なんかふりまいたりして崖っぽくしていきました。道路はしっかりと整備されたアスファルトには見えませんでしたので、プラ板をカットして組み合わせ、表面を荒らしています。

 

道路は角度を付けて坂にしています。正面側が高くなっています。

そして道路を若干カーブ外側に向かってバンクさせてます。

この状態で逆バンクだとみんなイってしまいますからね・・・・

 

これにより、フィアットを置くと箱絵のイラストのように若干左側のタイヤが浮くようになります。フロントタイヤも若干曲げてます。

 

スピード感とGが掛かってる臨場感の効果が得られたと思います。

 

 

そしてついに

グンゼ産業さん 古の名キット

ルパン三世 カリオストロの城 「追跡」

完成でございます。

画像を楽しんで下さいませ~

 

 

全体像はこんな感じです。フィアットは固定してませんのでいろいろと遊べます。

向かって右側はガードレールがあるはずですが見栄えを考慮してオミットしました。

横からみますとこれだけ角度がついてます。

 

後ろはこんな感じです。

お気に入りの一枚、次元はシケモクくわえてます。

真鍮パイプのマグナムうまくいって良かった

 

うひゃ~速そうですね~

 

 

 

 

 

作った小物や、内装等は完成するとほとんど見えませんがやって良かったです。

 

 

Twitterでも皆さま、沢山のお言葉頂きましてうれしい限りです。

皆さんルパン好きなんだなぁ~って改めまして思いました。

 

 

とても手強いキットでしたが、3度目の正直なりました。

 

もう再販は出来ないキットかと思いますが、持っている方、手に入れられる方は是非

作ってみて下さいませ。少しでも参考になれればと思います。

 

長々とありがとうございました。

いつか「襲撃」も・・・

 

バルタン星人 2代目 奮闘記 その3 The 特撮collection 編

アス工房さま、G・ワークスさまの素晴らしいガレージキットに続きまして

問題のバンダイ The特撮collectionのプラモデルです。

先の2体とは比べ物にならないくらい大改造してます。

一番小さいのがプラモデルです。

ちょっと長くなりますが特撮collectionのお話をします。

 

発売当時は小学校を卒業して中学に入るくらいの時期だったと思います。当時 怪獣ガレージキットブームがありまして、今まで見た事もないような凄い怪獣模型を雑誌等で見るようになりました。今までソフビトイの類しか触れてこなかった私には衝撃でした。

すげーっ!!

こんなリアルな模型があるんかーっ

欲しいよ~

ってなるわけですが、当時まだ小学生。。。値段を見て愕然と・・・・

仕方ないので雑誌でいろいろ調べて。ファンドっていう粘土で作る事を知り、やってみようと、ファンドを探すも何処にも売っていなく・・

仕方ないので学校で使うような紙粘土で造形してみるも・・・技術もなければ道具もだめ、材料すら・・・

小学生のさとさんの夢ははかなく砕け散るのでした・・・

 

そんな折、バンダイの模型情報でこのThe特撮collectionシリーズの発売を知ります。

狂喜乱舞

300円やら400円でまるでガレージキットのような凄い完成度のプラモデルが発売される!!(当時の発売予定の完成見本写真は凄まじい出来栄えで・・・後に速水氏の作った原型だという事を知るわけですが・・)

さとさん少年は胸を焦がしながら発売を待ち望んだのでした。

なじみのおもちゃ屋さん(当時はそいうお店が何件かありました。模型店ではないです。)で入荷されたのを発見してバルタン星人とウルトラマンを飛びついて買ったような気がします。

箱絵はすさまじくかっこいい!!(後に開田氏のイラストと知ります)

 

箱絵はこんな感じなんですよ、凄まじく格好良くないですか!!そしてあの完成見本の写真!!

 

よし!!いざガレージキットのようなプラモデルを作ってやるぜ!!

とさとさん少年は箱を開けるわけですが・・・

またしてもさとさん少年の心はバキバキに折れ、砕かれるのでした・・・

あれ!???ちょっとバンダイさん???

話がちがうんじゃ・・・・

 


私が想像していた模型情報の完成見本とはかけ離れた・・・ロボットのようなバルタン星人が出てきたわけですww

そしてウルトラマンに関しましては絶句・・・

 

更にその後がラモンで完全に心が折れる話は別として・・・

ここで中学一年生のさとさん少年は接着剤でベタベタにくっつけて色も塗らずに

このバルタン星人とお別れをしたのでした・・・

それから2年後・・

中学3年になり、かなりのアニメキャラクタープラモデルを作りまくり、技術も向上、知識も増え少しお小遣いも増え、今ならやれるのでは!!と思い再びバルタン星人を購入する事になります。リベンジ

 

その結果がこちらです。以前ブログ記事にしていました。

やっちまってます(笑)

satosankoubou.hatenablog.com

中3になり勘違いしていた私は大改造を施して挫折してしまったようです。

が・・・しかし・・・今見ると完全に今の私のルーツがここにあるような気もします(笑)ヘタすりゃこの頃から技術はあんま変わってないのでは・・・(笑)

 

という前置きは長いのですがこのたび何年ぶりでしょう、30数年ぶり?

位に再々挑戦をすることになりました。

10年位前に買ったキットを積んでいて2021年秋位に開封したようです。

まずは容赦なくヒートペンを入れて全身を整形していきます。

うひゃーー

 

また失敗じゃないの~って感じですが・・

足もバラバラ

ヒートペンで強引にいきます

 

 

だいぶいい感じなったのでは・・

イメージに近づいてきたようです。

先に作っていた他の特撮コレクションシリーズに合わせてベースも作りだしてます。

 

が、ここまで作った段階で少し満足してしまったのでしょう。

 

 

他の製作物に手をかけ、放置になってしまいます・・・

よくある事です。

またしてもお蔵入り!?

 

約一年後。再び

2022年 バルタン星人のガレージキットを製作させて頂くにあたりまして、同時に製作していく事になります。

アス工房さま、G・ワークスさまの素晴らしいガレージキットと自分の作ったバルタンを見比べてみますと・・・一年前は納得していた造形も、あれっ??

って感じの部分が多く感じまして、悪ノリします

 

再開後、ついてた首も切りはなし・・・あげくファンドを盛り始めます・・・

完全に暴走を始めました

更に足を伸ばしてみたりとさか部分を新造したりもう止まりません

 

完全にイってしまったようです(笑)

とさかを透明に複製して、先の2体のガレージキットに仕込んだ自作のプログラムシステムを小さなプラモデルに仕込もうとしてます。

当初は電飾はしないと決めていたのに・・・

 

 

 

 

プラ板、真鍮線のはんだ付け等で給水塔?のような劇中の空港にあるオブジェも作りだします

 

繰り返し本編を観ながらイメージを固めています。下半身の塗装はすでに行っているようです。

2体のガレージキットを塗る前に、難しい塗装のテストベースとしてこの個体を先に塗り始めいろいろと実験しています。

概ね塗装が済んでいます

 

で、いつものように事件が起こります。

Twitterにて掲載した画像です。完成に近づき足を固定する際にバキッツと嫌な音が・・

太もも割れました・・・・

塗装済みでこのダメージはでかいです・・・

その後リペアしたのですが、実は更にリペア後に足首も割れてます(泣)

 

 

度重なる放置、修正を経まして何とか形になって来てます

 

こんな感じでまとまりましたー

後方にあるのは説明書を100均の額縁に入れただけの物です。

 

発光プログラムでハサミもビカビカ光ります。もちろんとさかも色合いが変わります。

そして更に音声回路で鳴きます

 

ガレージキットの2体のおかげさまで長年の夢だった特撮コレクションのバルタン星人の救済がかないました。

 

Twitterでも反響をいただきまして大変嬉しく思います。

光って鳴いている動画が観れますので是非どうぞ

 

 

そして人生初の本格展示会参加

Carat'2にて沢山の方に観て頂き、色々とお言葉頂き

当時の私と全く同じ思いをしていた同志の方もいらっしゃいまして

暖かいお言葉沢山いただきました

 

感謝しかございません。

作って良かった。

誠にありがとうございました。

 

 

 



まだまだ曲者の特撮コレクション達は残っていますが、いつかリベンジする日が来るかもしれません。

 

これにてバルタン星人2代目 奮闘記終了です。

ありがとうございました。

 

 

 

バルタン星人 2代目 奮闘記 その2 G・ワークスさん編

前回のアス工房編に続き第2弾です。

3体まとめて作っていましたので、あまり変わらない記事になりますが記録用です

こちらのキットはシンプルな立姿勢の30cmサイズです。造形もかなり劇中の物に似ています。

satosankoubou.hatenablog.com

前回の記事にもちょくちょく登場してますので製作画像は割愛して完成画像メインです。

 

 

 

見て下さいこのバルタンっぷりを・・まごう事なき何処から見てもバルタン星人2代目

アス工房様のと同様目は2重構造で内部の粒粒が再現されています。

発光回路はアス工房様の時作った自作プログラムを流用したうえにハサミ内も合わせてプログラム発光するようにしてます。

が・・・

姿勢が姿勢なため覗きこまないとハサミ内は見えません

光らなくてもかなりカッコいいです

こちらは発光用に作られてないためボディやら腕やら足等すべての配線の通る箇所をドリリングで穴を開けています。

全身像です。複雑な下半身も複数色使って再現してます。

 

 

バルタン星人2代目の泣き所、背面です。

資料がほとんど皆無です。劇中でも半分画面に映る程度です。

塗装もこればっかりは想像で行くしかないです。

今回も音声回路を仕込んでいてしゃべります。

 

2代目はセミ人間の改造とは違い最初からデザイン画に似せて着ぐるみ作られていますので、本来はこっちのバルタンが正当なのかもと思ったりします。

でもこれ以降のバルタン星人は3代目以外は初代のイメージで作らてますね。

 

www.youtube.com

覗き込んでハサミが光ってるのが見える動画です。

 

本体の製作よりも塗装に時間をとられるバルタン星人ですが、完成するとホントカッコいいですね。

 

次回はその3 The 特撮collection大改造です。

 

バルタン星人 2代目  製作奮闘記 その1 アス工房さま編

バルタン星人2代目をこのたび一気に3体製作しました。記録用で記事にしておきます。

製作したのはアス工房さんの40cmサイズ G.ワークスさんの30cmサイズ The特撮collectionのプラモデル の3体です。

どれもこれも作りごたえのある物でした。

その1はアス工房さまのキットです。

真ん中がアス工房さまのキットです。特撮collectionのプラモデルと比べますとその迫力が分かると思います。

まずは仮組みです。でかいのがアス工房さまのです。胸の反射鏡まで再現されています。やっぱでかいですね~

 

手前のヘッドは10年以上前にファンドで自作していてお蔵入りした物です。

 

製作にあたりましてアス工房さまのブログを参考にしまして製作させていただきました。

asukoubou.seesaa.net

キットにはとさか点滅の回路が付属していました。赤と電球色の点滅を交互に繰り返す回路でした。仕込むだけで簡単に劇中の感じが再現できる素晴らしい物です。

今回は、よりこだわるという事で付属の回路を使用しないで自作でプログラムを組みまして劇中の発光パターンの再現に挑戦してみました。

劇中では宇宙船の中で日本語を話してる時や、巨大化してバトルのシーンでも点滅しています。複数のパターンがありました。

日本語をしゃべっている時はそれに合わせて点滅しているようにも思えます。

4パターンの発光パターンを作りましてPICで再現する事が出来ました。

よりそれらしくなったのではと思います。

 

ハサミが可動式でスイッチ機構があるのですが、今回は台座に固定なためオミットしまして台座にスイッチを仕込んでいます。

 

 

とさか内は反射を強めるため銀色のシートを貼り足りない所はメッキ系の塗料で塗装しました。手前が大きく見えますが、アス工房さまのは後ろの膝を曲げてる物です。

絶妙なバランスでしっかりと立てています。各部軸打ち接着してサフ吹き状態です。

 

 

左がアス工房さまです。

茶色のサフを全身に吹き下地としました。回路は台座に仕込むので配線のみ済ませてあります。

ここからの塗装が地獄でして、本編を繰り返し観ましていろいろと研究してみました。

等身大と巨大化のシーンでライティング等の影響もあると思うのですが、結構印象が違う場面が出てきます。

撮影時これも初代と同じように現場での塗り直しがされてるのかもと思いました。

 

今回はこのシーンというように決め打ちせず、一目で放映時のバルタン星人2代目とイメージ出来るような塗装を心掛けました。

赤、青、黄色、白、等それらしく色を置いていき再現しています。

ちょっと衝撃的な画像かもしれませんが・・・

ラッカー系で基本塗装を終えた後に、全体をなじませるためにエナメル系の塗料、赤、緑、青 を適当に点打ちしまして、その後ふき取り作業をしてウォッシングしてます。

これにより、色に落ち着きが出たような気がします。

 

 

目も二重構造でリアルです。とさか部分は真鍮版が貼ってあったようなので、金属色で塗りました。

 

 

3体共それっぽくなってきました。もう少しです。

 

発光のテストをしています。赤と電球色にとさかがプログラム発光します。

あれこれ苦労しましたが、何とか完成しました。

とにかく大きくて大迫力です。MP3回路を組み込みまして、劇中のようなサウンドがでます。

 

 

 

発光パターンを動画でYouTubeにあげました。

 

 

www.youtube.com

 

大きくて、迫力があり素晴らしい表面ディテールで作りごたえのある作品でした。

かっこいいっす

次その2ではG・ワークスさんのキットを紹介します。

ありがとうございました。

帰ってきたウルトラマン 再び ビリケン商会

10年ぶりくらいに制作しましたビリケン商会さんのソフビ 帰ってきたウルトラマンです。

着ぐるみ体型をしっかりと再現した素晴らしいキットです。

前回は放置も含め3年かけて制作していたようです。

satosankoubou.hatenablog.com

 

今回も時間はかかりましたが3年はかかりませんでした。

 

各部の合わせ目を処理して、スーツラインを引き直したりしてます。

グローブは一度カットして実際にはめているように加工しました

カラータイマーは青と赤点滅の切り替え式です。

各部に細かなしわの追加。目玉はクリスタルレジンに変換しまして、後ろから削り込んだりしています。覗き穴は一度開口して中が見えすぎないようにふさいでます。

カラータイマーも同様に後ろから本物の着ぐるみのようにエポキシ接着材でモールドを成型してます。

着ぐるみの質感を出そうといろいろと塗装で工夫してます。

 

 

制作過程の画像です

腕切飛ばし、目玉くりぬきとかです。

 

顔のインナーパーツは本当にエイリアンみたいなんです。

レジン流して各部接合

 

 

ピンクサフマン

 

 

 

黄色トラマン

 

 

 

 

赤テカテカマン

 

 

 

マスキングマン

 

 

 

マスキング剥がし生まれたてマン

 

 

 

細部描き込み中マン

 

 

 

とこんな感じで悩みながら進んでいきました。

 

 

最終形態完成です

 

帰ってきたは初代ウルトラマンより優しい顔してるよな~とか思いつつ

 

PCに夕景を映し撮影、夕焼けの似合う男です

 

相変わらず素晴らしい造形のキットでした。

ありがとうございました。